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がんになるって、どんなこと?

大学病院のがんセンター長が、子どもたちへの『がん教育』に目覚め、教員免許まで取得して伝えたいこととは?

手を挙げてくれたのは......③

終末期医療に携わる医療者のなかでも、特に看護師は激務です。患者さんに深く寄り添って看護する一方で、その家族や医師との間で、非常に繊細な調整的役割を担います。そのため、患者さんに対する思い入れが深くなりすぎて、業務の範疇を超えてしまったり、…

がん教育を始めたのは、なぜ?③

私はこれまで30年間、「突然に」、がんを発症して苦しむ患者さんやご家族に、主治医として深く関わってきました。 その中で、数多くの患者さんが、がんに関する予備知識がなかったり、誤った認識を持っておられるために、本来は悩まなくてもよいことを悩んだ…

がん教育を始めたのは、なぜ?②

なぜこのような状況が改善されないのでしょうか? 私は日本人の生活から「病」や「死」が遠ざけられてきたことが、その大きな原因の一つだと思っています。1961年に国民皆保険制度が確立されて以降、日本人の死亡場所は、自宅から病院へと大きく方向転換し、…

がん検診を受けない理由

がん検診は、厚生労働省の指針に従い、健康増進法第19条に基づく健康増進事業として以下の5つのがんを中心に、市町村が実施しています。 ところが、わが国ではこの検診の受診率がなかなか上がりません。平成25年のデータでも、各がんで30%台です。 その理…

早期がんを見つけるために...

それでは、どうすれば、がんを早期のうちに見つけることができるのでしょうか? がん患者さんに対して、がんを発見した経緯をおたずねした調査があります。 自覚症状が出現したため、医療機関を受診して発見された患者さんが47.2%、住民検診あるいは職場検…

早期がん、とはいうけれど.....

1個のがん細胞は、1mmのさらに100分の1以下の大きさですが、分裂を重ね、指数関数的に増殖します。ところが、最新の内視鏡や超音波、CT、MRIなどの最新機器を用いても、われわれ専門家が発見しうる最小のがんは、一般的には直径1cm、重さにして1…

がん細胞とは、どんな細胞なのでしょう?

われわれの体には、約37兆個の細胞があるとされています。生命活動を行っている限り、組織は成長や新陳代謝を続けますが、言い換えれば、毎日、体内では何百億個という細胞が死に、そして新たに生まれているのです。 細胞分裂は、もとの細胞にある遺伝子情報…

少し進行した、領域がんの5年生存率は...

がんを完治させる条件が早期発見・早期治療だなんて、偉そうに言うと、 「なんだ、そんなの当たり前じゃないか!」とか、 「結局、偶然に発見されるぐらい早期じゃないと、助からないのでしょう?」と、すぐに反論されそうですね。 実際にはどうなのでしょう…

がんは、早期発見・早期治療すれば、治る病気です!

がん患者さんの6割は治るって、一般の方々にはあまり知られていない、驚きのデータですが、残念ながら、どんな臓器の、どんなステージのがんでも6割が治癒する、という訳ではありません。手の施しようのないがんもたくさんあります。 それでは、どうすれば…

6割のがん患者さんは治ります!

「いくら身近な病気だって言っても、がんになったら死んじゃうんだから、慌てるに決まってるじゃないか!」、と憤慨される方も多いと思います。 でも、ちょっと待って下さい。 前回のブログで、生涯のうちに、日本人の2人にひとりががんになるとお伝えしま…

日本人の2人に1人ががんになる、ということをご存じですか?

私は医者になって約30年間、ずっとがん医療の最前線で仕事をしてきました。今でも毎日、外来診察室や病棟で、がん患者さんの治療にあたっています。 テレビや新聞では、毎日のようにがんのニュースを見かけます。本屋さんに行けば、がんに関する本が何十冊も…

初めてこのブログにいらした方は、ぜひ最初からお読み下さい。