「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

がん患者さんのお話

【6月23日(金)】小林麻央さんが亡くなりました。

小林麻央さんがご逝去されました。34歳という若さで、愛するご主人と可愛い盛りのお子さんを残して、さぞかし無念であったと思います。謹んで哀悼の意を表するとともに、ご親族には心からお悔やみ申し上げます。 私はがん教育の授業で、いつも麻央さんのブ…

【6月14日(水)】朝日新聞に小林校長が掲載されました。

このブログで何度もご紹介している、豊島区立明豊中学校の小林校長を、朝日新聞東京版で取り上げていただきました。私は30年以上、がん専門医として仕事をしてきましたが、小林校長には、お会いしたその日から、すっかり魅了されてしまいました。医師とし…

【6月7日(水)】朝日新聞で私の患者さんをご紹介いただきました。

朝日新聞の『老いとともに』という特集記事に、現在、私が治療を担当させていただいている患者さんをご紹介いただきました。高齢者のがん治療をどう考えるべきか、という企画です。 彼女は現在80歳で、一昨年に、かなり進行した食道がんが見つかりました。…

【5月13日(土)】豊島区立明豊中学校の道徳授業地区公開講座で講演しました④ いまだ興奮冷めやらず・・・

今回の授業は、小林校長と明豊中学校という、極めて特殊で恵まれた状況下での、特別な企画だったことは間違いありません。今、全国で始まりつつある普遍的ながん教育とは、ちょっと違います。でも、このイベントで私自身も、一生忘れることの出来ない、本当…

【5月13日(土)】豊島区立明豊中学校の道徳授業地区公開講座で講演しました③ 小林校長の金言

その後は、いつものような内容の、がん教育の授業を始めました。明豊中の生徒たちには、あらかじめ事前アンケートを行って、私が自分で結果をまとめていたので、生徒たちの知識や考え方は、ある程度は把握できていましたが、この日は射抜かれるような生徒た…

がん教育を始めたのは、なぜ?②

では、なぜ一向に、このようながんに対する誤解や無理解が改善されないのでしょうか? 私は日本人の生活から「病」や「死」が遠ざけられてきたことが、その大きな原因の一つだと思っています。1961年に国民皆保険制度が確立されて以降、日本人の死亡場所は、…

小林校長③

『豊島区学校保健会便り』には、がん教育を推進していた小林校長が、ステージ4のがん宣告を受けてからのことが、極めて冷静に記されています。私は校長室で、もっと詳しく、経時的なお話まで伺っていたのですが、彼の話を聞いているうちに、だんだん落ち着…

小林校長②

東京都豊島区では、全国に先がけ、平成23年4月に豊島区がん対策推進条例を施行しました。 この条例の第5条3号には、「教育委員会と協働し、健康教育の一環として、児童・生徒及び保護者に対し、がんの予防に関する普及啓発を図るための施策 」を行うと明記…

小林校長①

明豊中学校での授業後に、控え室の外部講師にご挨拶にいらした小林校長は、一人ひとりの講師やその関係者にお礼を述べて回っておられましたが、私に対しては、授業のお礼や感想だけでなく、「このあとちょっと校長室にお立ち寄りいただけませんか?」と、小…