「がん」になるって、どんなこと?

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「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

学校に行こう!と決めたけれど...④

養護教諭の立場で考えてみると、毎日多忙を極める中で、教育長の指示でとはいえ、半ば強制的にこのプレゼンに招集されたのです。そして暑い中、汗を拭き拭き会場に行ってみたら、一度も会った事のない大学病院の中年医者が出てきて、突然に「がん教育」の重…

学校に行こう!と決めたけれど...③

私は「がん教育は、まだ学校には受け入れられないんだ。」と、すっかり落ち込んでしまいました。 ただ、多くの学校に出入りするようになり、教員免許まで取得した今なら、養護教諭の先生たちが、なぜあれほど強い拒絶反応を示したのか、よく理解できます。 …

学校に行こう!と決めたけれど...②

「こどもたちに直接がんの話をすることができるんだ!」と思うと、あれも話したい、これも伝えたい、などと、きりがありませんでした。自分の授業を聞いてくれている子供たちの、澄んだ瞳を勝手に夢想したりもしていました。いま考えると、ほんとうにお花畑…

学校に行こう!と決めたけれど...①

「学校に行こう!」、と思ったものの、実際にどうすればいいのか、見当もつきませんでした。自分の子供たちはとっくに成人しており、保護者として学校と関わったのは10年以上前ですし、現在は大学の教員であっても、小・中・高の学校との繋がりは全くありま…

がん教育を始めたのは、なぜ?③

私はこれまで30年間、「突然に」、がんを発症して苦しむ患者さんやご家族に、主治医として深く関わってきました。 その中で、数多くの患者さんが、がんに関する予備知識がなかったり、誤った認識を持っておられるために、本来は悩まなくてもよいことを悩んだ…

がん教育を始めたのは、なぜ?②

では、なぜ一向に、このようながんに対する誤解や無理解が改善されないのでしょうか? 私は日本人の生活から「病」や「死」が遠ざけられてきたことが、その大きな原因の一つだと思っています。1961年に国民皆保険制度が確立されて以降、日本人の死亡場所は、…

がん教育を始めたのは、なぜ?①

私は数年前から、学校で子供たちへの「がん教育」を行なうようになりました。私がなぜ学校でこどもたちに「がん教育」をするようになったのか、「がん教育」とはどのようなものなのか、そして子どもたちにどんな効果や影響があるのか、といった話も、ブログ…

【1月16日(月)】教員免許を取得しました!

学校に出かけて、こどもたちにがんの授業を始めた3年前、学校の先生方や教育委員会、行政など、教育の専門家の方々とお話するようになると、自分が大学教員ではあるものの、教育について余りに無知であることを痛感しました。医学部教授ではありますが、これ…

みなさん、こんにちは!

このブログにお越しいただき、大変ありがとうございます! 私は東京女子医科大学病院で働く、がんの専門医です。医者になってから30年間、ずっとがん医療の最前線で仕事をしてきました。 もともとは消化器外科医でしたが、今は抗がん剤治療と緩和ケアが専門…