「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

日本人の2人に1人ががんになる、ということをご存じですか?

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8月は夏休みで授業がないので、私がいつも授業で話している内容を、このブログでご紹介していこうと思います。

医療職でない方はもちろん、がん教育をしようと思っていらっしゃる医療者やがん経験者の方も、ぜひお読みください!

 

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私は医者になって約30年間、ずっとがん医療の最前線で仕事をしてきました。今でも毎日、外来診察室や病棟で、がん患者さんの治療にあたっています。

テレビや新聞では、毎日のようにがんのニュースを見かけます。本屋さんに行けば、がんに関する本が何十冊も並んでいますし、インターネットにもがんの情報があふれています。

今やがんは国民にとって、最も身近な病気かもしれません。

実際に、わが国では、がんは昭和56(1981)年に死亡原因の第1位となり、超高齢化社会の到来と共に、その後も年々増え続け、現在、国民の実に約3人に1人が、がんで亡くなっているのです。最新の統計では、日本人が生涯でがんになる確率は、男性63%、女性47%にも達します。

すごい確率ですが、日本人の2人に1人ががんになる、ということは、厳粛たる事実です。

でも、実際に病院でがんを告知されると、患者さんの多くは、「うちは、がん家系ではないから、そんなはずはありません」と否認したり、「あり得ない!」とパニックに陥ったり、「なぜ、よりによって、私が・・!」と、絶望感に襲われたりします。

2人に1人の病気なのに、どうしてなのでしょう?

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