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がんになるって、どんなこと?

大学病院のがんセンター長が、子どもたちへの『がん教育』に目覚め、教員免許まで取得して伝えたいこととは?

日本人の2人に1人ががんになる、ということをご存じですか?

がんについて

私は医者になって約30年間、ずっとがん医療の最前線で仕事をしてきました。今でも毎日、外来診察室や病棟で、がん患者さんの治療にあたっています。

テレビや新聞では、毎日のようにがんのニュースを見かけます。本屋さんに行けば、がんに関する本が何十冊も並んでいますし、インターネットにもがんの情報があふれています。

今やがんは国民にとって、最も身近な病気かもしれません。

実際に、わが国では、がんは昭和56(1981)年に死亡原因の第1位となり、超高齢化社会の到来と共に、その後も年々増え続け、現在、国民の実に約3人に1人が、がんで亡くなっているのです。最新の統計では、日本人が生涯でがんになる確率は、男性63%、女性47%にも達します。

すごい確率ですが、日本人の2人に1人ががんになる、ということは、厳粛たる事実です。

でも、実際に病院でがんを告知されると、患者さんの多くは、「うちは、がん家系ではないから、そんなはずはありません」と否認したり、「あり得ない!」とパニックに陥ったり、「なぜ、よりによって、私が・・!」と、絶望感に襲われたりします。

2人に1人の病気なのに、どうしてなのでしょう?

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初めてこのブログにいらした方は、ぜひ最初からお読み下さい。