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がんになるって、どんなこと?

大学病院のがんセンター長が、子どもたちへの『がん教育』に目覚め、教員免許まで取得して伝えたいこととは?

手を挙げてくれたのは......②

がん教育について

「私、実は看護師だったんです.......』と、おもむろに彼女は話し始めました。
「看護学校を卒業して、最初に配属された病棟が、がん患者さんたちがたくさん入院している病棟だったんです。」

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「当初は看護師としての使命感に燃えていました。からだの痛みや不調に苦しむ、がん患者さんの役に立ちたくて、朝から晩まで心を込めて、一生懸命看護をしました。」

「でも、仲良くなった患者さんたちが、次々と亡くなっていくような病棟で仕事をしていくのは、本当に切なくて、辛くて.......そして、だんだんに、そこにいるのが耐えられないほど、苦しくなってきて.......」

「ある日、私にはもうこの仕事はできないな、と思ったんです。」
「気が付いたら、病院を辞めていました.....」

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思いもよらぬ、切なすぎる告白に、私は返す言葉もありませんでした。

初めてこのブログにいらした方は、ぜひ最初からお読み下さい。