「がん」になるって、どんなこと?

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「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【3月16日(木)】東京都医師会で講演しました。

お茶の水の東京都医師会館で、都内の各地区医師会の学校保健担当理事(学校医)を対象に、「がん教育」をテーマにした講演会が開催されました。 前々日の14日の都議会で、東京都にがん教育推進の協議会を設置するという、東京都教委の方針が公表されたこともあり、たくさんの医師会幹部の先生方にご参加いただきました。

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東京都医師会の正木理事のご司会で、まず最初に、文部科学省健康教育・食育課の北原加奈子学校保健対策専門官が、文部科学省のがん教育のこれまでの取り組みや今後についてお話しされ、その後に私が「発達段階に応じたがん教育の実践とその成果」と題して、自分のこれまでの経験をお伝えして、地区医師会の先生方に理解と協力を求めました。最後に東京都教育庁指導部指導企画課の田村砂弥香統括指導主事から、東京都教育委員会のこれまでの実績と今後の方向性についてのお話がありました。

がん教育については、教員も医療者も情報不足で、おそらく参加者は懐疑的な思いで来場されたと思います。しかしながら、講演で北原専門官や田村主事から具体的な方向性が示され、私からも実際の授業の様子や子どもたちの変容ぶりを供覧させていただくことが出来たので、みなさん概要をしっかりと理解してくださいました。

さらに講演後のディスカッションでは、現実的な質問を多数頂戴し、東京都でがん教育を展開するに当たって、極めて有意義な議論を行うことができました。
講演後には、すぐにいくつかの医師会から講演依頼を頂戴し、私にとっては本当に有り難い機会でした。ご企画いただいた東京都医師会の先生方、そして膨大な資料作成や煩雑な進行を快く引き受けてくださった事務の方々にも、心より御礼申し上げます。

豊島区立明豊中学校での授業と合わせ、日本対がん協会の会報に掲載していただきましたので、ご紹介します。

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