「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【4月20日(木)】新宿三丁目がんカフェで、がん教育の話をしました。

2015年の秋から、順天堂大学の樋野興夫先生が全国展開されている「がん哲学外来」活動の一環として、『新宿3丁目メディカルカフェ』という、不定期のがんカフェをお手伝いしています。日本中には、とてもたくさんのカフェがありますが、がんカフェは有料の喫茶室ではありません。

がんの患者さんやご家族はもちろん、医療者でも一般の方でも、誰でもが自由に立ち寄ることができる、オープンな場です。参加者はお茶を飲みながら、誰かの話を聞いたり、自由に発言したり、各カフェが独自のポリシーで自由に運営しています。

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新宿3丁目カフェは私が責任者ですが、ウィグ会社のスヴェンソンの店舗を、午後に2-3時間ほどお借りします。会場となっている店舗があるビルは、なんとあのティファニーが1階に入居するという、新宿の超一等地にありますが、カフェはあくまでボランティア運営です。

参加者は無料ですし、スヴェンソンに場所の提供とスタッフのお手伝いをお願いはしていても、当然ながらウィグの宣伝なんてしませんし、もちろん私もボランティアで担当させていただいています。

テーマはその都度異なりますが、私ががんの診断や治療のお話をさせていただいたり、患者さんとのフリートークをしたり、アロマやネイルの専門家をお呼びしたり、非常に多彩な企画を展開しています。

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今日は、がん教育についてお話しました。スペースの都合で、収容人数は二十数名が限界ですが、今日も大勢の方々がギリギリまで詰めて参加してくれました。

参加者の方々の大半は、現在闘病中のがん患者さんやそのご家族でした。子どもたちに全国一斉にがん教育を行うことで、日本人の国民性すら変えていくことが出来るかもしれないとお話しした際には、皆さんがひときわ大きくうなずいて下さいました。

今後のがん教育活動へのエールを頂戴したように思い、とても嬉しかったです。