「がん」になるって、どんなこと?

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「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【4月25日(火)】新宿区『暮らしの保健室』で講演しました!

新宿区には戸山ハイツという都営住宅があります。旧陸軍戸山学校跡地に、戦災者や引揚者を住ませる木造住宅を建てたのが始まりだそうです。都心にありながら、広大な敷地に、なんと35棟もの建物が建ち並ぶ、古き良き(?)昭和のマンモス団地です。

その一画に、「日本のマザーテレサ」とも呼ばれる、あの秋山正子さんが運営する「暮らしの保健室」があります。団地の入居者が高齢化して、閑散としつつある団地の1階に、2011年に開設されました。お洒落な雰囲気で、木目調で統一された内外装ですが、ここはレストランでもカフェでもありません。

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ご存知の方も多いと思いますが、この貴重なボランティア・スペースは、医療や介護、療養に関する相談を、看護師や保健師、薬剤師、栄養士などの専門職が無償で受け付ける、地域住民の相談支援の場なんです。

秋山さんはじめスタッフの方々のおもてなしは完璧で、だれもが気軽に訪れることができる、地域に欠かせない場所になっています。私の勤務先と近いこともあって、これまでも、ちょっとした講演をしたり、ふらりと訪れたりしていますが、昨晩は新宿区の委託事業の一環としての勉強会で、がん教育の講演をさせていただきました。

 

f:id:doctor-teacher:20170426195011j:plain秋山さん自らの司会で、決して広くないスペース(失礼!)に、40人以上の方々が集まってくださって、非常に濃厚な時間を過ごすことができました。暮らしの保健室は、住民の支援の場であると同時に、学びの場でもあります。秋山さんの思いを受けた有志によって、全国各地に暮らしの保健室ができつつありますが、こんな活動が、近いうちに世の中を変える原動力になっていくはずです。

スタッフの皆さんにも、参加者の方々にも、心から感謝申し上げます。

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