「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【6月5日(月)】中野区医師会で講演しました。

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私が生まれ育ったのは、東京都中野区です。新宿副都心に隣接していますが、区内には、中野サンプラザぐらいしか目立ったシンボルもなく、JR中央線沿線特有の、ごちゃごちゃ感たっぷりの、カオスな商店や飲食店が建ち並ぶ街です。

 現在、私は新宿区の職場の近くに引っ越してしまいましたが、生まれてから40年以上をここで暮らしましたし、妻はなんと区立小学校のクラスメート!!ですから、中野区には格別の思い入れもあります。

 

区内には大病院はないものの、医師会を中心とした、医療者のコミュニケーションが素晴らしいのが特徴です。以前からオレンジバルーン・フェスタなどで、中野区医師会の先生方には大変お世話になっているのですが、がん教育もしかりです。

医師会副会長の渡辺仁先生は、区の教育委員でもあり、新宿での最初の公開授業にも来てくれました、学習指導要領に記載されたことを契機に、次年度以降は、がん教育を区立の小・中学校で一斉展開したいとおっしゃっています。

これまでに、区内の小学校・中学校・高等学校をご紹介いただき、実際に多くのがん教育を行ってきました。私が教育実習をさせていただいた、新渡戸文化学園も中野区にあります。教員や教育委員会だけでなく、行政の方々も含め、区全体が教育の重要性を深く認識している地域だと思います。

 

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これまでに何回か情報交換はしていますので、今回の講演では、今年度以降、実際に授業を担当していただくことになる、学校医の先生方中心にお集まりいただき、なぜ私ががん教育に注力するようになったのか、学校とはどうやって打ち合わせをするのか、誰が何をどのように教えるのか、など、具体的な事項をお示ししたのち、授業風景を記録映像でお見せしました。

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 どの講演会でもそうですが、やはり実際の子どもたちの映像の威力は絶大です!講演後の懇親会では、皆さんやや興奮状態で、がん教育の可能性について語ってくれました。

また、この講演会には、日医総研から上家和子首席研究員が見学に来て下さいました。懇親会にもお付き合い頂きましたが、医師会の先生方と、がん教育だけでなく、地域医療の在り方やわが国の問題点についても、活発な議論をされていました。

関係者の皆様、大変ありがとうございました!