「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【6月23日(金)】日本緩和医療学会でがん教育のシンポジウムをしました。

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横浜パシフィコで行われた、第22回日本緩和医療学会で、がん教育のシンポジウムの座長をしました。

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この企画は、もう一人の座長の埼玉医大総合医療センターの儀賀(ぎか)先生のご提案です。儀賀先生は、私より遙か以前、もう10年以上前から、いくつもの学校でいのちの教育を実践してこられた、がん教育のパイオニアです。私の働いている東京女子医大の緩和ケア研修会での講師をして頂いたことからご縁ができました。研修会での儀賀先生のお話は、ご専門の呼吸器外科学を超越した、心に響く素晴らしいお話ばかりでしたが、今回、がん教育という別の共通項でご一緒して、改めて儀賀先生の素晴らしさに感嘆しました。

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演者は、文部科学省の「がん教育の在り方に関する検討会」委員で、がん教育を推進すべく、常に行政に積極的に働きかけて下さっている筑波大学の野津有司さん、小学校教諭として、現場で子どもたちと泣き笑いしながら、がん教育に傾注して下さっている昭和大学の副島賢和さん、がん経験者として鹿児島で極めて質の高いがん教育を提供しておられる三好綾さん、埼玉県立高校でがん教育を実践している保健体育科教諭の根岸怜子さん、帝京サマースクールで小学生にインハウス型のがん教育をしている貫田みゆきさん、といった豪華メンバーで、医師は座長の二人だけでした。

皆さんの講演は、心に染み渡り、座長をしながら逆に勉強させて頂いているようなシンポジウムでした。鈍感な私は、皆さんの講演を聞き終えた後に初めて、この人選自体が儀賀先生のメッセージだったのだと気がつきました。

分かったように気にはなっていても、まだまだ、ですね!