「がん」になるって、どんなこと?

「がん」になるって、どんなこと?

大学病院のがん専門医による、がん教育活動の記録です。

【10月28日(土)】墨田区隅田小学校で授業をしました!

墨田区隅田小学校で授業をしました。養護教諭の吉田加奈吉田先生が、7月末の養護教諭研修会で私の講演を聞いて、ぜひ隅田小でも授業をと私に連絡してくれたので、がんの授業が実現しました。隅田小は東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅が最寄り駅で、隅田川と荒川の堤防に挟まれた場所にあります。

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この学校では6年1組と2組の2クラス合わせて、視聴覚室で授業を行いました。隅田小には8月19日に最初の打ち合わせに伺ったのですが、担任の土生裕美子先生と西中克之先生とお話しているうちに、俄然やる気になりました。お二人とも実にハートの温かい先生で、それはそれは素晴らしい先生方だったんです。養護の吉田先生は看護師免許をもった、医療のプロでもあります。

この学校ではいつもより突っ込んだ取り組みができる、と私は確信したので、私の講演みたいな授業ではなく是非4人でチームティーチングをしましょう、そのためにはT1は吉田先生、T2は担任のお二人、そして私をゲストティーチャーという教材として扱ってください、と提案しました。

皆さんの賛意が得られたので、第二回打ち合わせを10月17日に行って、具体的な内容について話し合いましたが、それをもとに吉田先生が一生懸命に作ってくれた授業案は以下の通りです。先生方のこんな熱意を感じると、私も頑張らねばと一層気合いが入ります。今年は初年度だったので、私がお話しする時間が長かったのですが、来年度以降はできるだけ学校の先生方に多くの内容を担当していただけるようにしたいと思います。

 

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よく考えられた授業案でしたが、授業を初めてみると、やはり子どもたちがす~っと集中していくのを肌で感じました。2コマの授業のそれぞれのグループワークでは、参観している大人たちが聞き耳を立てて、その議論の内容の素晴らしさに感心していました。

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私は子どもたちが食い入るように聞いてくれるのが嬉しくて、つい持ち時間をオーバーししまい、先生方にご迷惑をかけてしまいましたが、授業後の保護者や他校の養護教諭たちとの歓談会(反省会?)では、先生方のきめ細かい事前準備への賞賛の声が、皆さんから寄せられていました。

私も本当にそう思います。先生方が本気になるとすごいなぁ、というのが本音です。実は養護の吉田先生は、現在は産休代理で勤務されているのですが、今年めでたく超難関の教員採用試験に合格されたので、来年の4月には別の新たな学校に赴任されます。

ちょっと寂しい気もしますが、今回の授業には産休でお休み中の島田祐希先生も参観に来てくれていたのです! 島田先生は懇談会でも積極的に発言してくれましたが、彼女が復帰する来年には、きっとさらに改善されたがん教育の提案があると思います。

来年も是非またお邪魔して、先生方と一緒に授業をさせていただきたいなぁ、と思いながら隅田小を後にしました。